乾癬の西洋医学的治療法⑥~生物学的製剤~
こんにちは^^
乾癬の西洋医学的治療法についても
今回で最終ですが
今日は、生物学的製剤について。
現在日本においては
4種類の生物学的製剤が認められていて、
抗TNF-α製剤の
インフリキシマブ(レミケード)と
アダリムマブ(ヒュミラ)、
抗IL-12/23p40抗体製剤の
ウステキヌマブ(ステラーラ)、
抗IL-17抗体製剤である
セクキヌマブ(コセンティクス)である。
各々の適応症としては、
レミケードが
尋常性乾癬、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、
ヒュミラが
尋常性乾癬と関節症性乾癬、
ステラーラが
尋常性乾癬と関節症性乾癬、
コセンティクスが
尋常性乾癬と関節症性乾癬
となっています。
レミケード以外は全て
注射によるものとなっています。
全て免疫を抑えるものなので、
結核やニューモチスティス肺炎、
B型肝炎などの感染症には注意が必要です。
価格はとても高価だが、
治療効果も優れているとされているようです。
関節症性乾癬に対しては、
抗TNF-α製剤が第一選択とされています。
参考までにレミケードの副作用を記載しておきます。
重篤な感染症、結核、脱髄疾患、重篤な血液障害、
間質性肺炎、肝障害、遅発性過敏症、ループス様症候群、
白血球・好中球減少、頭痛、血圧上昇、鼻炎、悪心、めまい、
発疹、発熱、疲労感、咽喉頭炎、咳嗽、気道感染など・・・
レミケードとヒュミラは
抗リウマチ薬としても使用されている薬剤です。
自己免疫疾患で起こっている炎症を
免疫を抑制する事により緩和する目的です。
どうしても困ったときは
病院のお薬が役立ちます。
どうしても治癒に向かわない場合、
漢方の手助けが役立つこともあります!
乾癬にお困りの方、
一度ご相談してみてはいかがですか?
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