乾癬と漢方薬

~漢方薬での根本治療を目指して~

乾癬の改善例①(痒みと見た目に辛くて泣きたくなっていた乾癬(10代女性))

乾癬の改善例②(手のひらと足の裏の皮むけが激しい尋常性乾癬)

乾癬の改善例③(10年以上悩まされ続けていた尋常性乾癬(50代女性))

NEW乾癬の改善例④(転んだことで発症し、産後から悪化した尋常性乾癬(30代女性))

乾癬とは

炎症性角化症の中でも炎症が顕著な皮膚疾患。

乾癬の有病率は、従来日本では人口の0.02~0.1%、欧米では2~3%と言われていたが、現在は増加傾向で、アメリカにおいては5%弱、日本では0.1~0.2%前後と言われている。
食生活の欧米化から、年々その数も増加しており日本でも20万人ほどまで患者が増えてきている。群馬県で換算してみると、3,333人ほどいる計算になる。
男女の割合からすると、男性の患者が多く女性の約2倍という特徴がある。

表皮の角化細胞の増殖が亢進し、基底細胞の周期が本来の7日から約2日まで短縮する。皮膚のターンオーバーが顕著に短縮して、6~8日くらいになる。

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乾癬の症状

正常な皮膚との境界線がハッキリとしていて、患部は赤くなりその上に銀白色の鱗屑(フケの様な粉)が付着している。始まりは小さなプツプツで徐々に増えていき、次第に周囲と融合し拡大するケースが多い。形は様々で、鱗屑を擦ってみると銀白色の落屑が剥げてくる(蝋片現象)。すると、そこに点状の出血点が見えてくる(アウスピッツ血露現象)。

一般的に書物などでは乾癬は痒みがない場合が多いと記載されているが、薬局に来店されるお客様の場合、痒みのある方が比較的多い。痒みがあると掻いてしまい、その結果、ケブネル現象で乾癬が悪化してくる。そうしてこじらせてしまい、より難治化してしまっている方が薬局へこられるからではないかと考えられる。また、夏には症状が軽くなり、冬に悪化する傾向にある。

典型的な尋常性乾癬

また、正常皮膚部分を掻いたり刺激を与えることで、その部位まで乾癬が発生する(ケブネル現象)。皮疹が消失した後には、色素脱失が生じることが多い。

乾癬の多くは西洋医学の治療がメインで、病院や皮膚科での治療を受けており、ステロイドやその他の色々な方法で対策を講じている。しかし、難治性であり再発率も高く、かなり強めのステロイド剤を用いても反応が悪かったり、悪化と改善の繰り返しが続いて完治に至るのは非常に難しいのが現状のようです。

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好発部位(乾癬の出やすい部分)

膝、肘、頭皮、背中、腰、尻など刺激を受けやすい部分によく出る特徴がある。また、手足の爪も乾癬に侵される(爪乾癬)こともある。
手のひらや足の裏、顔面、関節窩、粘膜に出ることは稀。

反対型は、手のひらや足の裏に出現する。間擦疹型は、脇の下、ヘソの周囲、鼠蹊部、乳房下などに出現する。

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年齢・性別による特徴

一般に青年期以降に発症しやすく、若い方には少ない傾向がある。
女性の場合、10代か50代になりやすいと言われ、男性では30~40代が多い。


乾癬の原因

遺伝的要因とともに色々な環境的要素が関与している。

  • 糖尿病
  • 肝臓病など内臓疾患
  • 高脂肪食
  • 薬剤(カルシウム拮抗薬、インドメタシン、β-ブロッカー、ACE阻害薬、テトラサイクリン、
    ジゴキシン、抗マラリア薬、IFN-αなど)
  • 外傷など物理的刺激
    滴状乾癬様
  • 妊娠
  • ストレス
  • 感染症(扁桃腺炎、風邪など)
  • HIV感染
  • バランスの悪い食事
  • 睡眠不足
  • 夜更かし

などが引き金になるといわれている。

乾癬の特徴

  • ケブネル現象(健康な皮膚部分に刺激を与えていると、その部位まで乾癬を生じる)
  • 爪の変化(点状陥没、爪の混濁、肥厚、剥離など)
  • 急性滴状乾癬(幼年児に、上気道感染症をきっかけに急に全身に小さな乾癬が多発するが、比較的治りやすいとされている)
  • 鱗屑をこすると、銀白色の雲母状のフケ様のものがはがれてくる(蝋片現象)

爪乾癬

爪の乾癬(足)


乾癬の分類

  • 尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)
    乾癬のうちほとんどがこの尋常性乾癬に相当する。乾癬の基本型。
    紅斑と鱗屑を伴い、剥がすとアウスピッツ血露現象がみられる。紅斑部分は皮膚がやや盛り上がり、小さな乾癬が悪化と共に徐々に融合して範囲を拡大していく。


  • 滴状乾癬(てきじょうかんせん)
    やや固着性の隣屑を有する米粒大~大豆大くらいの紅斑が全身に散在性に多発。急性滴状乾癬の場合、小児の上気道感染(β溶連菌)をきっかけに、急性に全身播種性に小さな皮疹が多発することが多い。この場合は比較的治りやすい。ASLO値の上昇がみられる。

  • 乾癬性紅皮症(かんせんせいこうひしょう)
    乾癬が汎発性となり紅皮症(全身真っ赤)となったもので、寛解する過程で典型的な乾癬の皮疹をみる重症例。
    紅皮症となっても一部に乾癬の皮疹の特徴を備えており健常皮膚が残っていることが多い。


  • 関節症性乾癬(かんせつしょうせいかんせん)
    非リウマチ性関節炎を合併する乾癬で、炎症症状の強い汎発化例(紅皮症)や膿疱性乾癬に合併する頻度が高い。爪の変化も多く、関節症状は非対称性で、大関節(脊椎や仙腸)もしばしば侵される。指趾、手足、肘膝関節の腫れ、痛みから関節の変形や強直、指趾末節崩壊を伴うこともある。関節付近の骨粗しょう症や関節軟部組織の炎症がみられる。乾癬の5~7%を占める。
    リウマチ様関節炎と鑑別しがたいことがあるが、リウマチ因子の検査が陰性のことが多い。


  • 膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん)
    全身または限局性の紅斑の上に無菌性の膿疱が多発する。尋常性乾癬に移行あるいは混在しうる乾癬の病型の一つ。感染症、ステロイド全身投与、妊娠、薬剤、ストレスなどが誘発の原因となる場合がある。膿疱は表面的で速やかに乾燥し、環状、不規則な形の落屑、痂皮となる。びらんはあまりみられない。発熱や全身倦怠感などの全身症状を伴うことが多い。全身性のものは重度で難治性。

膿疱性乾癬は、以下の分類に分けることができる。

  1. 急性汎発性膿疱性乾癬
    急な発熱、全身倦怠感、関節痛とともに全身の皮膚が潮紅し、無菌性小膿疱が多発し融合する。膿疱が消えた後、環状鱗屑が残る。爪の膿疱により爪の混濁や剥離をきたすことがある。また、粘膜症状(地図状舌、口内炎、結膜炎、亀頭包皮炎など)を伴うこともある。低カリウム血症、低アルブミン血症、類白血病の反応あり。

  2. 妊娠性汎発性膿疱性乾癬
    妊娠を機に発症した膿疱性乾癬と考えられているが、疱疹状膿痂疹と同じではないかという意見もある。

  3. 環状膿疱性乾癬
    紅斑辺縁に小膿疱が環状に並び、鱗屑が付着する。

鑑別診断

頑鱗、脂漏性湿疹、ジベルばら色粃糠疹、類乾癬、扁平苔癬、毛孔性紅色粃糠疹、掌蹠膿疱症、ライター病など


乾癬の疫学

  • 人種差があり(白人>東洋人>黒人>インディアン)
  • 地域差があり(北方>南方)
  • 島国で頻度が高い
  • 日本では、戦後に増加してきた
  • 高コレステロール血症、高脂血症などが重要なFactor

乾癬性紅皮症

乾癬性紅皮症


病院や皮膚科での西洋医学的治療法

  • ステロイド軟膏(ODTほか) ➤ ステロイドの副作用についての詳細
  • ビタミンD3軟膏
  • PUVA療法(汎発型はPUVA浴)
  • UVB療法
  • ゲッケルマン療法(コールタール軟膏と紫外線照射との併用)
  • シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル) ➤ シクロスポリンの副作用についての詳細
  • エトレチナート(チガソン)
  • ウステキヌマブ(ステラーラ)~生物学的製剤
  • メトトレキサートMTX(メソトレキセート)
  • TNF-α阻害薬(ヒュミラ)
  • 感染病巣の治療(急性滴状乾癬など)


乾癬になりやすい方の特徴

  • 偏食傾向がある
  • 欧米食が好き
  • インスタント食品をよく食べる
  • ファストフードによく行く
  • 甘い物やジュース類、アイス、お菓子が好き
  • 冷たいものを好む
  • 野菜の量が少ない
  • 冷え性
  • 夜更かしする傾向にある
  • お酒、たばこを好む
  • 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)を好む
  • 忙しいまたはせっかちな性格
  • イライラする
  • 風邪をひきやすい
  • 免疫力に自信がない
  • 仕事が忙しすぎる

乾癬の漢方治療と養生

中医学的判断によると、

尋常性乾癬
  1. 血熱(けつねつ)
  2. 血燥(けっそう)
  3. 血瘀(けつお)
  4. 湿熱膿毒(しつねつのうどく)
  5. 熱毒(ねつどく)
  6. 肝腎不足(かんじんふそく)
  7. 血虚(けっきょ)
  8. 風熱(ふうねつ)

などのタイプに分けられます。


よく使用される漢方薬としては、以下のようなものがあります。

  • 清営顆粒(せいえいかりゅう)
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  • 瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
  • 温清飲(うんせいいん)
  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
  • 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
  • 涼解楽(りょうかいらく)
  • 冠元顆粒(かんげんかりゅう)
  • 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
  • 当帰飲子(とうきいんし)                   爪乾癬(手)              
    その他、状況に応じて漢方薬や自然食品を使用する場合もあります。
    「なりやすい方の特徴」の当てはまる項目を減らす事が、根本治療を目指したり再発リスクを減らす事にはとても大切です。





  尋常性乾癬の改善例➀


痒みと見た目に辛くて泣きたくなっていた乾癬(10代女性)


症状

『尋常性乾癬』

高校2年の夏『乾癬』と診断された。

ステロイドを塗らないと痒いし、塗っていても治らない・・・。

鏡を見るたび「気持ち悪い。。。」皮膚をはぎ取りたい。思春期の女子にとっては凄くつらい状態でした。



ご来店前の状況


高校2年生の夏に初めて皮膚の異変に気付き、治らないので皮膚科へ。『尋常性乾癬』という診断を受けすごくショックを受けました。

身内に乾癬で悩む方がいたので、なんとなく乾癬がどういうものなのか、治らないもので一生付き合っていくものという認識があったようです。それから、ステロイドを毎日塗る生活が始まりました。

初めのうちは、塗っていくと綺麗になっていましたが、調子がいいな・・・と塗らなくなるとまた出てくるという繰り返し。だんだんその生活が嫌になり、痒みも辛いし見た目も目立つので「なぜ自分だけこんな目にあうのか?」と悔しさと悲しさと色々な感情に悩まされていました。この皮膚さえはぎ取ることが出来れば・・・とも考えていたそうです。




皮膚写真による時間経過



治療前                        治療後

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経過

漢方を開始してから経過は順調で、痒みがなくなっていき、赤みのある範囲が縮小していきました。見た目がどんどん良くなるので、気持ちの面で非常に前向きになれたようです。

毎日毎日必ず塗っていたステロイドも塗らなくて良くなって、それだけでもすごいストレスの軽減になり喜んでおられました!と同時に、ステロイドによる『体毛が濃くなる』副作用が無くなってきて、毛が薄くなってきたのもとっても喜んでおりました(^_-)-☆

漢方を始めてから、食事や飲み物に対しての姿勢が変わりまして、ジュースしか飲んだことがなかったのに、今ではお茶を購入したりしています。考え方自体がすごく変わってきて、同年代の方と比較すると相当しっかり者です!。

これからは再発しないよう気を付けつつ、体を大切にしていってくださいね~(#^.^#)





体験談


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私にあきらめなければ大丈夫を教えてくれて、ありがとう!!!心が、気持ちが変わると、全ての生活面が変わっていく気がします。

食生活…カラダに悪そうなものは、自分から避けるようになりました。(チョコ大好きだったのに)生活面…だらしなさが無くなった気がします。

「漢方薬を1日3回飲む」ということは、簡単なことではないです。でも、それを継続すること【今日はいいや】と思わない力、が、続けるということが私の生活面に繋がったんだと思います。1つできると他のこともやり遂げることが出来ます。

逆に、1つだらけると、他のことも【あとでいいや】となります。だから、私の中で【絶対】の【毎日漢方薬を3回飲む】は、私の外面だけでなく、内面も変えてくれました。

甘いものが大好きな私も、最近はどーしても食べたいときは、【カラダに(皮膚に)悪いだろうな...】と心配することもなくなり、【うめ〜からいいや♥】と気楽に考えて食べたいときは食べています♥【体に悪い...でも食べる】という考えだったときより【うまいしたまには食べよう。全然平気♥】と思って食べてる方が、皮膚の状態も違う気がしますし、気の持ちようもあると思います☆☆

初めは、食べたいものを良い気持ちで食べれないのはすごくストレスでしたが、時間が経った今、私は全てのことに私なりに向き合えています。変われています。

この漢方に出会えて、シモダ薬局の皆様、担当の下田先生に出会えて、心から感謝しています。私の人生を変えてくれて、楽しませてくれて、ありがとうございます。







  尋常性乾癬の改善例②


手のひらと足の裏の皮むけが激しい尋常性乾癬(50代男性)


症状

『尋常性乾癬』

『掌蹠膿疱症』から『乾癬』の診断へ。

最強のステロイドを塗るも、痒みで夜目が覚めてしまう・・・。

手のひらの皮がポロポロ剥けてみっともない気分。。。

足の裏に亀裂が入り、痛くてまともに歩けない( ゚Д゚)



ご来店前の状況


発症は約1年前に足の裏だけで、当初は皮膚科で『掌蹠膿疱症』だね!と言われていた。しかし、手のひらにも広がり、やがて全身に及び、段々と酷くなる症状に不安を覚えていると、別の医者から『乾癬』だと言われました。

現在最強のステロイドを塗りながら、かゆみ止めを内服していましたが、なかなか思い通りにならなかったため「ステロイド内服」を10日ほどして、抑えていました。

ステロイド治療では治る気配がないため、食事のことを独学で勉強し実践。その他、ビオチン、乳酸菌類、酵素、レシチン、等々良いというものは摂ってきました。それらによって大分良くはなってきたが、どうしても完治するまでは至れないため、漢方薬が良いとの情報を見てご予約、ご来店いただきました。




皮膚写真による時間経過



リバウンド中                    その後

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経過

ご本人の希望もあり、漢方薬を開始してからほぼ同時期にステロイドを中止する方向へ。念のために、前もって離脱症状が起こるであろう話はしておきました。食生活を徹底し、場合によってはステロイドを併用する事を考慮するということでスタートしました。

案の定、すぐに離脱症状が始まり足はパンパンに腫れあがり、浮腫みが酷くなりました。足の裏の亀裂もひどく、漢方の軟膏をどんどん消費していました。仕事をしながらのため、初めの3週間で数回ステロイドを併用しました。

その後、ステロイドを塗る範囲を減らしていくと使用しなくても大丈夫になってきて、スタートから2か月前後には「脱ステに成功した!」とまでおっしゃっておりました(^◇^)

継続して漢方を服用していくと、更に順調に推移していきました。リバウンドが激しかった時に行った血液検査では、肝機能の数値が上昇していて心配したものの、リバウンドが落ち着いてきたころの再検査では問題なし!

パンやうどんなどの粉もの、四つ足の肉、酒、乳製品、甘いもの、卵などを極力カットして辛い生活だったようですが、結果としてこんなに良くなったので、喜んでおられました(#^.^#)

ステロイドを中止してリバウンドを乗り切れば、皮膚疾患が治ると勘違いしているケースがあります。この方は、離脱症状が終わった頃には本当にきれいな肌になってきたので、これは離脱成功プラス乾癬治療の成功というダブルの大成功ですね~(*^▽^*)〇〇さん、本当に良く頑張って素晴らしかったです☆彡おめでとうございます!





  尋常性乾癬の改善例③


10年以上前から悩まされていた尋常性乾癬(50代女性)


症状

『尋常性乾癬』

ステロイド軟膏とサリチル酸を塗って症状は抑えていたが

塗るのをやめると厚みが復活し痒くなる繰り返しだった。

手と足の爪が変形し、人目が気になって仕方がなかった。



ご来店前の状況


発症当初は左ひざだけだったが、徐々に体に広がってきた。最強ランクのステロイド軟膏を塗っていれば、痒みも抑えられていて見た目もごまかせていた。

夏になると皮膚の症状が軽快することもあったが、秋冬になると悪化してしまっていた。

今後もずっとこのようにステロイドを使い続けていて、亡くなる寸前まで塗り続けるのか・・・と、思うと悲しくなり、何とか治る方法は無いのだろうか?と考えていた。また、最強ランクのステロイドを使用し続ける事にも不安を抱いていた。

そんな時、知人より当店をご紹介されてご来店いただきました。





処方前                        処方後

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経過

2014年11月から漢方を開始。今までの生活を振り返って頂き、できる事から生活の改善をしてもらいました。これまでいわゆる、好き放題食べ放題飲み放題といった具合で、お肉が好きだったりチーズが好きだったり、あま~いジュースが大好きで、夜になれば晩酌がスタートするという生活でした。

これを機に、甘いものやジュースは止めて、しっかりとデトックスすることに力を注いでもらいました。初めはゆっくりではありますが、少しずつ乾癬の範囲が縮小していきました。3か月ほど経過したころ、鱗屑部分がまだ厚いのとその部位の痒みがあるとの事でしたので、一時的に弱めのステロイドを併用しました。

ステロイドを塗る範囲を状況を見ながら減らしたり抜いたりしていき、2か月ほどで使用を完全に中止しました。以降、全くステロイドに頼らないで治療を続け、途中から処方をステップアップさせると急激に改善し始めました!

そして、2015年9月現在、ご本人曰く、消えたことが無かった腰(お尻)部分の乾癬が・・・遂にツルツルになり、とっても喜んでおられました!!(●^o^●)
肘の乾癬も完全に消失し、腿(もも)に若干残っているレベルまで落ち着いてきました(#^.^#)

「もう長袖を着ていないんです!今年の夏は肘を出しても大丈夫って思えると、本当に嬉しくなります(^_-)-☆」って喜んでいただけました。

また、気にされていた爪の乾癬も皮膚の改善とともに落ち着き、黄色や黒っぽかったのが全体的に通常の爪の色に近づいてきました。爪は伸びるのに時間がかかるため、もう少し掛かりそうですね。(足は間違えて逆側を撮影してしまいましたが・・・、両足ともほぼ同様です。)



  尋常性乾癬の改善例④


産後から症状が悪化した尋常性乾癬(30代女性看護師)


症状

『尋常性乾癬による痒みと皮がボロボロむける』

転んでできた傷がキッカケ?両ひざに乾癬発症

皮膚科で強いステロイドを塗るが再発してしまう

妊娠中は気にならなかったが、産後から皮膚炎が悪化!



ご来店前の状況


今思えば、約2年前に転んで怪我をし、傷が出来たことがキッカケだったのかも知れません。それから両ひざに皮膚炎が起こり皮膚科へ行くと『尋常性乾癬』と言われました。強いステロイドを塗り症状を緩和させ、中断すると再発。

それから妊娠すると、症状が楽になり気にならないレベルになりました。ホッとしていたのも束の間、産後から徐々に皮膚の炎症が強くなってきて、どんどん真っ赤になり範囲も拡大してきました。

色々と調べているうちに、ステロイドでは治る事は難しそうだと思い、漢方で改善している症例があるのを知りました。





  処方前                 処方後

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経過

妊娠中はホルモンバランスが大きく変動するため、痒疹や自家感作性皮膚炎などを新たに発症する方も少なくありません。逆に、皮膚炎が劇的に改善するケースも見受けられます。この女性の場合には、明らかな改善傾向になったようです!

疲れやすい事、偏食があった上に妊娠後期から産後にかけての甘いお菓子の過食をしていた事、これらを考慮して食の改善と体質に合った漢方と栄養&解毒を実践していただきました。

開始から半月ほど経過すると、膝部分の乾癬の痒みが少し軽減し始めたとの事でした。飲み続けると、真っ赤だった膝下の乾癬が徐々に赤みが少なくなり、鱗屑(フケのような皮剥け)が出てきて徐々にこれが薄くなってきました。

体調面ではちょいちょいあった頭痛が起こらなくなり、血液がきれいになり細胞力がついてきたことが分かります。生理や授乳との関連があり、やや悪化したり改善したりをしばらく繰り返していました。

開始から1年半頃には肌がツルツルしており、多少の波がある状態で経過し、2年半頃には全く出なくなりました(^^♪本当に良かったですね~☆彡

女性ですので、美容上乾癬があるとかなり気になり肌を出すことが出来なくなります。スカートは履けないし、温泉も行くことが出来なくなってしまいます。これらの精神的ストレスに加え、痒みがあるので心が病んでしまう傾向にあります。皮膚炎を改善するということは、痒みのみならず精神的にもかなり意味のある事なんですよね~(*^▽^*)



漢方薬による改善例

乾癬性紅皮症

治療前(乾癬性紅皮症)

乾癬と診断されてから数年が経過。今までは皮膚科に通いステロイド剤による治療で落ち着いたり、少し悪化したりの繰り返しだった様子。まぁ何とかなっていたので、それで良しとしていたのだが・・・

今回は、いつもより範囲が広がってきて、現在ではほぼ全身まで広がってしまっている。

皮疹が急激に拡大してきており、お腹や背中などは正常皮膚の部分が見当たらないくらいで、乾癬性紅皮症のような状態になっており、腕もご覧の通り真っ赤っかで皮膚温がかなり高い!

治療後(改善例)はこちら

改善された喜びの声はこちら



ステロイドを一生塗るのがしんどいとお悩みの『乾癬』の方

フケと見た目に悩んでいる『乾癬』の方

かゆみが辛くてたまらない『乾癬』の方

助かっている方もおります(#^.^#)

シモダ薬局にご相談ください!



乾癬ℚ&A

ℚ.人にうつりますか?

カンセンという言葉の響きからか、見た目からなのか伝染ると思われている方もおりますが、乾癬は細菌やウイルスの感染ではないので、人にうつることはありません。手をつないだり、一緒にプールやお風呂に入っても全く問題ありませんので、ご安心ください。

ℚ.どうして乾癬という病気になるのですか?

原因はまだはっきりと分かっていませんが、乾癬になりやすい体質(遺伝など)を持っていて、そこに食生活、睡眠の良し悪し、季節的変化、体調、飲酒、喫煙、ストレスなどが引き金となって乾癬を発症すると考えられています。
また、糖尿病や高脂血症、メタボなども発病を促進すると言われています。

ℚ.乾癬の上に付着しているカサカサ(鱗屑)は取ったほうがいいですか?

鱗屑は無理やり取り除かないほうが良いです。
取り除いたからといって改善するわけではないですし、剥がそうとする刺激によってケブネル現象を引き起こし、乾癬が広がってしまうことの方が心配です。

ℚ.乾癬は、お風呂でちゃんと洗った方がいいですか?

こすり洗いは厳禁です!
前の質問同様、擦ったりする刺激により乾癬が広がってしまったりする可能性がありますので、注意が必要です。石鹸やボディーソープなどを泡立てネット等を使い泡立ててからやさしく洗ってあげてください。

ℚ.漢方薬で改善するのに、どのくらいの時間がかかりますか?

一概にどのくらいとは言えません。

何故なら乾癬は難治性で、一般的に良くなったり悪くなったりを繰り返します。また、季節変動もあり冬になり乾燥したり寒くなると悪化する傾向にあります。ですので、どの季節から治療を始めるかによっても異なりますし、生活習慣の改善度によっても変化します。また、乾癬の状態や分類、反応性の良し悪しも人によって変わってきます。
ただし、しっかりと養生もして治療すれば、全く改善が見られないということは稀です。

ℚ.遺伝はありますか?

遺伝の関与もあります。

ご両親のどちらかが乾癬の場合、お子さんに遺伝する確率は20~40%と言われています(欧米データ)。日本人だと何故かかなり低い数値のようです。
しかし、ご両親ともに乾癬の場合、約50%ほど遺伝すると言われています。
とは言え、遺伝的要素を持ち合わせていても、それを発現する引き金がなければ乾癬は発病し辛いと考えられています。


ℚ.漢方薬で完治はのぞめますか?

乾癬は難治性の疾患で、再発率も高めなのが現状です。とは言え、今までの食生活や睡眠などのライフスタイル全般を見直し、漢方薬等で治療していくことで、ほぼ症状がない皮膚を保つことは可能です。
やはり、再発するかどうかのカギを握っているのは食事や睡眠などの私生活です。根本治療を目指す場合、生活の見直しは欠かせません。体調をちゃんと管理できれば再発のリスクは低くなりますし、程度が軽く済みます。




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