2015.11.16
カテゴリ:(皮膚) 乾癬
乾癬の西洋医学的治療法④~紫外線療法について~
こんにちは^^
今日は良い天気~~~。
風もないし最高ですね(●^o^●)
乾癬の西洋医学的治療法についての続きですが、
今日は「紫外線療法」です。
現在二つの治療法が推奨されていて
PUVA療法とNarrowband UVB療法です。
PUVA療法とは、
メトキサレン(オクソラレン)を
内服または外用後に
UVA(長波長紫外線)を照射する方法。
少量から照射をスタートし徐々に増やしていく。
一週間に2~3回行っていき
寛解後は維持療法として1~2週間に1度で継続する。
照射量が多いと、急性の日焼け症状が出るので
注意が必要となる。
また、
皮膚がん発生のリスクが無いとは言えないので、
照射量は抑えるようにしていく。
近年では使用が減ってきている。
Narrowband UVB療法とは
311±2nmの狭い範囲の波長の
UVB(中波長紫外線)を照射する治療法。
初回は最小量にとどめながら開始し、
徐々に量を増やしていく。
入院する場合には、
週に4~5回、
外来では週2~3回の照射を行う。
PUVA療法と比べ簡単なため
急速に普及し始めている。
次回は、
レチノイド、シクロスポリンについてです。
乾癬に悩む方の症状が、
一人でも軽快しますように・・・(^.^)/~~
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