アトピー性皮膚炎の診療指針が改定!

こんばんは(#^.^#)

外は既に雨が降ってきていますね。

11月14日になってしまいましたが、

13日のラストのアトピー性皮膚炎のお客様(中学生の女子)、

14日間で皮膚の赤みが引いて

痒みが随分と改善されておりました(#^.^#)

皮膚のゴワゴワ感が減り

痒みが少なくなってきたおかげで

掻き傷があまり見当たりませんでした~(^_-)-☆

免疫を調整しながら

炎症を鎮めて胃腸を強くする漢方を併用し、

スキンケアもしっかりとやってもらっている成果が

早々に出ましたね!!

よかったよかった🎶

このまま肌がツルツルするまで

続けていきましょうーーー。

この方の症例報告は

後ほど掲載いたします。



アトピー関連の話しで、

ちょっと前になりますが、

以下のような内容が新聞に掲載されました。




『アトピー性皮膚炎の一般医向け診療指針が

今年の5月に改訂されました。』

0歳児から学童期の子供では、

アトピー性皮膚炎の患者は1割前後に上るそうです。

もともとは年齢とともに回復し

徐々に減るとされておりましたが、

厚労省の調査によれば

2006年~2008年度に

東京大学、近畿大学、旭川医大の職員

約4800名を対象に調査を行ったところ

20代で10.2%

30代で8.3%と、

大人の患者も少なくない事が分かってきました。


今回の新しい指針によれば

治療は3本柱を中心として

更に適度な発汗が大切という事です。



一つ目は、

ダニやほこり、細菌類など

皮膚の刺激となる因子の除去

掃除機をかけてダニやほこりを少なくし、

湿疹のある部分は黄色ブドウ球菌などの

細菌が繁殖しやすいので、

こまめに洗い流して清潔に保つこと。


二つ目は、

皮膚を清潔に保ち保湿剤を使うスキンケア

保湿剤を塗り皮膚のバリア機能を保つようにする。

三つ目は、

炎症を抑えるステロイド(副腎皮質ホルモン)

免疫抑制薬のタクロリムスなどによる薬物療法

ステロイド薬は、

重症度に応じたものを使い分け

十分な量を使う事。

長期間使用すると、

皮膚が薄くなるなどの副作用があるが、

塗り方が不十分だと

かえって治療が長引く可能性がある。


痒みを我慢できずに掻くと、

皮膚を傷つけてしまい症状をこじらせる可能性もある。

こうした事態を避けるためにも

悪い時にはしっかりと炎症を抑え、

改善に応じて徐々にステロイドのランクを落とし

使用頻度を減らしていく。


最近では、

見た目がキレイになっても

薬を中断せずに一定期間使用する

『プロアクティブ療法』

症状の再燃を防ぐ効果があることが分かっている。

今回の指針では、

症状が安定しても週に2~3回は

薬を使う事が有用とされた。


また、

汗は皮膚の恒常性維持には重要とされた。

汗をかくことは良くないとされてきたが、

汗には抗菌作用や保湿成分が含まれて

感染予防にも役立つことが分かってきた。

ただ、

アトピー性皮膚炎の患者は、

健康な人の2倍近い時間をかけても

半分しか発汗できないとの報告もある。

このため

適度な入浴や運動で発汗を促す。

放置すると汚れがたまりやすいので

汗をかいたらシャワーを浴びたり

炎症が起こりやすい部分を

水道水で洗ったりしておく。





以上のような内容でした。

私がこれに対して思ったことは、

ダニやほこりを完全に除去する事は

どう考えても不可能ですね(´・ω・`)

つまり、

いくら除去しても症状が緩和する事はあっても

これで完治する事は難しいのでは!?

って思います。

更に、

あまりダニやほこりに神経質になりすぎると

かえってストレスになります。

一日中お掃除していたって

ほこりはゼロにはなりませんからね。

ただし、

汚いよりは清潔な空間の方が良いことは

間違いないでしょうね!

要は度合いの問題ではないでしょうか。

症状が酷い時には

除去して緩和するのかも知れませんが

本質は外にある訳ではありません。

自身の中が問題なのですから

一時的に緩和出来ても治癒は難しそうです。

結局のところ、

自分の免疫を正常化させ

どんな外的要因にも負けないカラダを作るしか

道はなさそうです!





二つ目の皮膚を清潔に保つことは、

すごく良いと思います。

実際にアトピー性皮膚炎の方の場合

細菌の繁殖が進むと痒みが強くなる

という報告もありますしね。

また、

皮膚が乾燥すると痒みが増すし

刺激に対して敏感になってしまう傾向があります。

保湿剤を使用する事で

痒みのレベルを軽減できるでしょうし、

掻く時間を減らすお手伝いになります☆彡


ステロイドについてですが、

これは上手に使用する事で

問題なく中止出来るかと思います。

この場合の問題点は、

一部の医療機関では

どうやって止めていくのかまでは指導してくれない

皮膚の状況に応じた塗り方を教えてくれない

ただただ薬を出すだけ

という所かと思います。

困った時にはこうやって使用して

このようになったら一時中断、

そしてこうなったら一時的に使用する・・・

あとは保湿剤を使用してキープする。

上手に使えば怖くない!

という事を知ってもらう必要がありますね。

そうすれば、

助かる人がきっと増えると思います。



当店に来られる方も

ステロイドが大嫌い!!

というパターンが多いのです。

今まで使用してきて

徐々に効きが悪くなってきて

だんだんと強いランクのものに変更し

怖くなってくるんですよね(+o+)

分かる気がします。。。

先が見えなくなってきて

不安でいっぱいになるんだと思います。


でも、

中止した離脱症状(リバウンド)って

とっても激しくて辛いものです( ;∀;)

診ているこっちがツラくなるほど・・・。

だから、

そんな時は使用した方が良いかも知れませんよ。

減らし方、止め方が分からなかったり

どうしようもなくシンドイのでしたら

免疫系のものと併用してみてください(●^o^●)

徐々にステロイドを止めて

うまくいっておりますよ~(^.^)/~~

やっぱり子供さんの方が

早く上手くいきますが・・・。




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