アトピー性皮膚炎とは・・・
こんばんは😄
昔は子供の病気と考えられていた
「アトピー性皮膚炎」。
最近では大人になってから初めて発症する
なんて方が増えてきています。
また、
大人になれば治る!と言われていたものが
難治になりいつまで経っても治らない・・・
と悩みを抱えている方も多いことでしょう。
きっと色々な原因があって
複雑に絡んでいるに違いないです。
ストレスやら食品やら睡眠やら
クスリやら洗剤やら大気汚染やら
放射性物質やらエアコンやら・・・
挙げてみたらキリがなくなっちゃいますね( ;´Д`)
ちょっとずつですが、
アトピー性皮膚炎について書いていこうと思います。
アトピーはもともとギリシャ文字atopyから由来する名称で、
奇妙なという意味を持っています。
CocaとCookeの論文で、
「家系的に発症する遺伝性過敏症」と位置づけ
「喘息と枯草熱がアトピー性疾患(atopic disease)である」
と記載されました。
※枯草熱とは、花粉症やアレルギー性鼻炎のことを指します
比較的現代の皮膚病ですが、
漢方の古い書物の中でも似たような皮膚病について
書かれているものもあります。
中国でも最近まではさほど多くなかったのに、
近年の目覚ましい経済発展とともに
アトピー性皮膚炎が急増しているそうですね。
実際に、
過去に相談にこられた方の中には、
「アトピー性皮膚炎」と診断されたが
アトピー性皮膚炎ではないかも知れない症例も沢山あります。
つまり、
実際にはアトピー性皮膚炎ではない方も大勢いる
ということですね!
アトピー性皮膚炎の定義はこうです。
アトピー性皮膚炎の定義
アトピー性皮膚炎は増悪、寛解を繰り返す掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ。
アトピー素因とは、
1、
家族歴
既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちいずれか、あるいは複数の疾患)
または
2、IgE抗体を生成しやすい素因
のこと。
アトピー性皮膚炎の診断基準
- 痒み
- 特徴的な分布
- 慢性・反復性に経過する
アトピー性皮膚炎なのかそうでないか、
それよりも大切なのはこういったアレルギーの体質から抜け出し、
または少しでも起こしづらい状態に近付くことですね。
そのためには何をするべきか?
それを一緒に考えていくことが一番大事です( ^ ^ )/■
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