群馬中医薬研究会2015.10.25in伊勢崎~栃木県宇都宮市のさくら堂漢方薬局毛塚重行先生~
こんばんは(#^.^#)
今日は、正午から伊勢崎にて
群馬中医薬研究会の定例会でした。
今回は、
講師として
栃木県宇都宮市のさくら堂漢方薬局より
毛塚重行先生をお招きしての勉強会でした(^_-)-☆
左から、下田弘通(私)、桐生市の金子先生、伊勢崎市の渡辺先生、高崎市の井上先生、前橋市の染谷先生、
栃木県宇都宮市の毛塚先生、高崎市の小山内先生、伊勢崎市の茂木先生です☆
(群馬中医薬研究会のメンバーです。今回は、男性ばっかりですが・・・( ;∀;))
今回の内容は、
『冠元顆粒』についてでした。
冠元と言えば、
私も父も愛飲している漢方で
肩凝り・頭痛・頭重・めまい・動悸
という効能を持っている漢方薬で
血圧を安定化させる働きなどもあります。
また、
中医学的には
瘀血(おけつ)を解消してくれる優れもの(#^.^#)
瘀血と言えば、
痛み・しこり・黒ずみですので
痛みでは、
生理痛や頭痛、関節痛、神経痛などにも応用が可能で
しこりでは、
子宮筋腫な子宮内膜症、腫瘍などに、
黒ずみでは、
いわゆるシミやそばかす、黒ずんだ皮膚などにも
応用する事が出来るでしょう(*^-^*)
今回の内容は、
血管に対しての作用が研究より分かってきた!
という事です。
NO(エヌオー)という言葉や
「血管力」という用語が池谷先生らによって
テレビ等で言われるようになってきました。
このNOには、
血管を拡張する作用があって
血管をいい状態に保つには不可欠なんですね。
しかし、
これも出過ぎではいけないという事で、
ちょうど良い量でなくてはならない訳です!
研究データによれば
血管内でのNOをバランスよく出して
活性酸素を消去する作用があるらしいのです!
NOが出過ぎてしまうと
細胞を障害する可能性がでてくるので
それこそちょうど良い結果みたいですね☆彡
また、
AGEまたはAGEs(糖化最終生成物)って
聞いたことがありますか??
これは、
糖分とタンパク質がくっついて出来たもので
糖分を摂りすぎると、
余った糖がタンパクと結合してしまうのです。
血管内でいうと
ヘモグロビンと結合してしまいます。
これが、HbA1cってやつですよ!!
すると、
ヘモグロビンが本来の役割を果たせなくなるため
各臓器への酸素供給が減ってきて
様々な病気へとつながっていくわけです( ゚Д゚)
糖尿病では、
まさにこの状態が持続するので
神経障害、網膜症、腎症などの合併症が
生じやすくなります(+o+)
このAGEに対しての良い作用が
冠元顆粒に期待されています!
経験上、
私的にはきっと結果が出ると思いますけど・・・(^^♪
第二部として、
中国雲南省皮膚病研修の報告でした。
高崎市の高崎漢方薬局・小山内信先生、
伊勢崎市のオカゼリ薬局・茂木智広先生が
研修の簡単な報告をしてくれました。
私も6~7年前に行ってきた
あの雲南省での病院研修です!
とても勉強になりますね~。
当時のデータが残っているか分かりませんが、
もしあったら、報告でもしてみますね~☆彡
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