群馬中医薬研究会~定例会2015年2月22日~ 『不眠・健忘』
こんにちは^^
今日はぽかぽか暖かくて
なんて過ごしやすいんでしょう~(#^.^#)
最早、
冬の終わりですかね・・・。
さて、
昨日は、伊勢崎市のオカゼリ薬局3Fにて
毎月恒例の群馬中医薬研究会の定例会に出席し、
講師の薛(せつ)先生のお話を聞いてきました。
薛先生は、生まれも育ちも中国の方ですが
日本語がとっても上手(^◇^)
現在は、イスクラ産業(株)におりますが
昔は、薬日本堂という会社に勤務し
長野県で漢方相談を17年間もしていたそうです(^_-)-☆
薛先生の今回の講義内容は、
『健康長寿』
『健忘(もの忘れ)症』
『不眠』
などについてでした。
大学受験や人前でのスピーチを控えている時、
多少なりとも冷静さを欠き不安を抱くでしょう。
プレッシャーを感じると思考能力が鈍ったり
思考が停止してしまう場合もあります。
いわゆる、
「緊張する」「あがる」「パニックになる」
「頭が真っ白になる」「テンパる」
などの状態の事ですね!
これは、
ストレス
⇩
視床下部
⇩
下垂体
⇩
副腎
⇩
ホルモン分泌促進
⇩
心拍数増加・血圧上昇・食欲低下
ストレスがあると、
体内ではこんな感じで反応しています。
この状態だと、
結果的に『心脾両虚(しんぴりょうき)』
という状態を引き起こし、
脳が疲れて『健忘』『不眠』『貧血』
などの原因となります!!
簡単に表現するならば、
ストレスや考え事ばかりになると
脳が酸素や血液、栄養をたくさん消費します!
すると、余裕のあった血液や栄養が不足しはじめ
一気にピンチになるわけです。
そうなれば、
当然思考も鈍くなるし、
良い考えなど浮かばずに、マイナス思考に・・・。( ゚Д゚)
落ち着くことも出来なくなるので
不眠も出てきますねー。( ;∀;)
こんなときに使える漢方が
『心脾顆粒(しんぴかりゅう)』ですね(^_-)-☆
健忘や不眠に使えるとは言え、
誰にでも使える漢方ではありません。
中医学(漢方)の世界では、
弁証(べんしょう)といってタイプ分けをします。
心脾顆粒が使えるタイプは、
心脾両虚のタイプです。
こんな方にはおススメできます!
心配性、動悸、健忘、不眠、寝汗、のぼせ、食欲不振、倦怠無力、顔色白い
便血、生理が早い、量が多い、生理の血の色が淡い、不正出血、おりものが良く出る
こんな方々には使いやすいです(●^o^●)
⇩群馬中医薬研究会の仲間たちと一緒にパチリっ(^^♪
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