乾癬とステロイド軟膏について

こんにちは😊

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)や

滴状乾癬(てきじょうかんせん)など

乾癬の方で当店にいらっしゃるのは、

そのほとんどが皮膚科での治療を受けていた方です。

難治またはステロイド治療がうまくいかず

悪化もしくは不変

またはステロイドをずっと使用していないと悪化など

様々なパターンがあります。

乾癬歴40年以上の方から

数年の方までおりまして、

みなさんかなり苦労されてきています!


乾癬はハッキリとした原因は分かっておりません。

なんらかの免疫反応により

皮膚の新陳代謝が極端に早まり、

あのように皮膚が分厚くなっています。


ステロイドって強い抗炎症薬です。

血管を激しく収縮し

血液を行かなくさせ、患部への血液を遮断します。

血液が行かなくなると、

その部分って冷えてきたり

感覚が鈍くなったりしますね。

ずっと正座しているときに痺れる現象と同じです。


つまり、

乾癬という現象が何かを治そうとしている

カラダの正しい反応であると考えた場合、

ステロイドは真逆のお薬だと言えます。

アトピー性皮膚炎の場合もそうですが、

皮膚に炎症が起こって血管が拡張しているのは、

血管を広げて血行を良くし、

患部を治そうとしている

と考えてもいいのかも知れませんね。


というわけで、

ステロイドを使用した場合、

その時は劇的に赤みが減ると思います。

免疫反応を抑制することもできるので、

様々なカラダの反応を止めることが可能ですね。



でも、

体は治そうという反応をなかなかやめません。

だから、ステロイドを中止した際に

今までの分を取り返すかのようなリバウンド現象が起こります。


使わなくて済むならいいですが、

乾癬の場合、分厚くなるとかゆみが増します。

分厚い皮膚の下が痒くなってきます。

乾癬にとって、「掻く」という行為は

あまり良いものではないです。

そのために、ステロイドを活用したりします。


初めは頻繁に使用している方もおりますが、

ほとんどは徐々に使用頻度を減らして

最終的にはあまり使用しなくなりますね( ^_^)/~~

「ステロイドと上手にお付き合いする」

これが良いのではないでしょうか?

頼りすぎもダメだし

毛嫌いしすぎもどうでしょう。

だって、

ほとんどの方は、ステロイド剤に助けられたこともあるはずですから・・・😉



症例など掲載されていますので、ご覧下さい➤➤➤乾癬について






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