精神疾患の画像診断

こんにちは(^ ^)

先日、同業者の方々と会う機会があり

色々と話をしていました。

その中で、

最近すごくうつ病やうつ傾向、

病んでいる方々が増えていると・・・。

統合失調症やADHD(注意欠陥多動性障害)

発達障害や自閉症、

パニック障害などなど

その他にもたくさんありますが、

悩んで病院などにかかっている方は

とっても多くなっているようですね。


実際に、抗精神病薬の売り上げは

年々増加しているようですし・・・。


うつ病や統合失調症などは

脳血流を測定してみると

血流量に変化があるようです。

脳の画像診断をする装置として

近赤外光脳計測装置(NIRS)を使用し

脳血流の変化を測定できるようになり、

それぞれの病気特有のパターンがあるようです。

東大病院などでは使い始めており

精神科の診断に客観的なデータとして

正確な診断に役立つようです。


今までは、精神疾患の診断は

すごく曖昧な部分が多かったと思います。

診断基準が曖昧なので

当然診断が曖昧になり

つけられる病名もドクターによって異なったり・・・。


同じ症状なのに違う病名がついたら

当然お薬も違うものが出されるわけで、

改善どころか悪化することだって・・・。


そういう観点から考えても

この脳の画像診断は非常に良いだろうと

考えられそうです!


NIRSによる検査は、

ヘルメットの様な装置を頭にはめ

簡単なテストをしながら、

前頭葉の血流の変化を調べます。


この検査では、

健常者では血流量が急に増え、

終了後すぐに下がるという特徴があり、

うつ病は増え方が少なく、終了後急激に減る。

統合失調症ではゆっくり増え、その後減少しまた急増する

などという決まったパターンがあるようです。


いずれにしても、

うつ病でも統合失調症でも

脳の前頭葉部分の血流が悪くなっている

傾向があるようですね。

つまり、

この部分の血流を改善してあげることが

結果として治療に役立つだろうと考えられますね😄


うつ病や統合失調症などでお悩みの方、

ご相談お待ちしております。



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