ステロイド剤のリバウンドについて

こんにちは(*^_^*)

今日の天気予報、

ばっちり当たりましたね!

藤岡市では8時半くらいから

雪が降り始めましたー。

子供がワクワクしていましたね( ^ ^ )/■

乾燥肌の方には、恵みの雪!?

かも知れません・・・。


引き続き、アトピー性皮膚炎関連のお話です。

アトピー性皮膚炎の症状として、

赤みやかゆみ、ブツブツ、滲出液などで困った場合、

ほとんどの方は外用のステロイド剤を

使用することになると思います。

そして、多くの場合

良くなったり悪くなったりを繰り返し、

悪化した際に使用するというパターンを辿るでしょう。

例えば、長期間使用してきても

アトピー性皮膚炎の症状が落ち着いていないのに、

ステロイド剤が悪いと思い急に中止したり、

誰かの助言で中止たりする方が結構多いですね。

その場合、

しばらくすると急激に症状が悪化する事があります。

症状の悪化のレベルも人によりまちまちですが、

かなり重症化するケースも多々あります。

実際にこのパターンで店頭にいらっしゃる方も多いのです。

いわゆる、『リバウンド現象』というものですね。


全身に広がってきたり、

患部がパンパンに腫れ上がってジュクジュしたり、

カサブタが出来たり、

皮膚が真っ赤になり皮がポロポロむけてきたり、

掻き傷が凄かったり・・・

それはもう壮絶な思いをされる方を見ると、

なんとも言えない気持ちになります。


こういった場合の漢方での対処法をご紹介します。

漢方的には、

「湿熱」「熱毒」というパターンで、

熱を冷ましたり余分な水分を取り除く、

感染症を予防したり

解毒するという方法をとります。

処方的には、

「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」

「瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)」

「五行草(ごぎょうそう)」

「五涼華(ごりょうか)」

「清営顆粒(せいえいかりゅう)」

などなどで対処していきます。

また、外用法として

漢方薬での湿布をすると効果的です。


リバウンド現象を起こさないように、

情報に惑わされて急激に中止するのは

本当にご注意ください。

アトピー性皮膚炎の症状が落ち着いていない場合、

中止すると悪化することがほとんどだと思います。

中止したいのであれば、

状況を見ながら

ステロイド剤以外の外用法やスキンケアも併用し、

徐々にやめていくことをオススメします( ^ ^ )/■



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