アトピー性皮膚炎の原因とは

こんにちは〜😄

今日は気温はソコソコですが

風が強いこと強いこと!

肌が敏感なトラブル肌の方や

乾燥性の皮膚病の方は

こんな風の日、気分が下がりますね( ;´Д`)

かゆくなったり、

赤くなったり、

痛くなったりしますからね・・・。

昨日に引き続きしばらくの間、

アトピー性皮膚炎について少し考えてみましょう。



アトピー性皮膚炎は、

奇妙な皮膚炎という意味です。

「アトピー」の名前の由来は

ギリシャ語の「a-topos」という

奇妙な、変なから来ています。

日本へは伝わってきたのは

アメリカの医師ザルツバーガー博士が

1960年に初めて紹介したのですが、

当時はほとんど問題になりませんでした。

以後、

文明化や生活環境の変化とともに

増加していくことになります。

1998年から顕著な増加傾向にあり、

特に、

成人タイプのアトピー性皮膚炎が増えてきており、

日本だけでなくアメリカや中国でも増加傾向にあります。

アトピー性皮膚炎には遺伝的傾向はありますが、

全てがアレルギー体質の遺伝ではないと思います。

では、何故成人型のアトピー性皮膚炎が

これほど増加しているのでしょうか?

ここにアトピー性皮膚炎を理解するカギがありそうです。



体質遺伝は否定できませんが、

人間の体質は成長にしたがってどんどん変化していきます。

「アトピー性皮膚炎になる体質」

「ならない体質」

の二者択一が永遠に続くわけでもありません。

成人になってからアトピー性皮膚炎を発症した場合、

それまでの生活習慣がとても重要なカギを握っているでしょう。


どんな食生活でどんなライフスタイルで、

どういった性格でどこに住んで、

どんな仕事をして・・・



こういった様々な後天的要素が

発症におおいに関係していそうです。

例えば・・・

毎日マクドナルドのハンバーガーのみを食べ続けていけば、

きっと病気になるでしょう!

(確か実際にデータが出ていたと思います)

健康のために食べ続けよう!!

という方は、恐らくいないと思います。


つまり、

その人が発症までに至る経緯を辿ってみれば、

自分自身で病気を作り出すことを続けていたということでしょう。


こんなエピソードがあります。



子供の頃からアトピー性皮膚炎だった大学生の彼は、

なかなか治らないので相談に来ました。

漢方薬を使ってある程度まで症状が改善しましたが、

キレイなすべすべの肌にはなりません。

そんなある時、

中国へ留学することになりました。

そして半年後、

帰国した彼を見てビックリしました!!

肌がスベスベになり

アトピー性皮膚炎の症状が

全く見られなくなっていました!!



「中国でどんな治療をしたのか?」と聞くと、

特に治療はしていないとのこと。

ただただ中国での生活をしていただけで、

肌がスベスベになったのです。



環境が変わっただけで

アトピー性皮膚炎が治ってしまったのです!!!

考えられる要因は、

生活環境と食生活です。

彼が生活していた中国の町は、

日本より清潔度では劣ります。

しかしながら、悪化はしなかった。

それは、日本ほど化学物質が多くなかったからでしょう。

住宅もマンションではないので風通しが良く、

自然の環境に近かったから余計かもしれません。


また、中国では食材に必ず火を通します。

生のものは体に湿を生じやすくさせ、

アトピー性皮膚炎にとって良くないのです。

こんな風に、

食べ物や生活環境によって

体が良い方にも悪い方にも作られるわけですね。

だからこそ、普段の生活こそ大切に考えなければなりません( ^_^)/~~



参考;誰も書かなかったアトピー性皮膚炎の正体と根治法(楊達、楊暁波共著)



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