2014.11.18
カテゴリ:(皮膚) 乾癬
乾癬と瘀血の関係
こんばんは〜^^
冬はどうしても、乾癬が悪化傾向になりますね(>_<)
寒さと乾燥ですね。
肌が乾燥してくると、
乾癬が悪化する方がいます。
先日の漢方相談中のこと
乾癬の鱗屑(乾癬の上に被さっている厚い白っぽいフケ様のもの)がとても厚く
外用薬もなかなか効果が出にくそうでしたので
漢方の処方を変えてみました。
乾癬の方の傾向として
瘀血といって血行障害を起こしている場合が多いのです。
瘀血であるかどうかは
舌や舌の裏側を見ると判別できますが、
舌が紫色をしていたり、
舌にシミのような斑があったり、
裏側の静脈が隆起していたりします。
下肢静脈瘤と同じように、血管が盛り上がっています。
というわけで、
処方を変更して2週間後、
乾癬の鱗屑の厚みが、約半分までに減少しました!!
ご本人も、
厚みが減ったおかげでツッパリ感が少なくなり
体が動かしやすくなった、とのこと。
鱗屑が減ると、
今までよりも気になる回数が減るため
皮膚を触ってしまう回数が減るようです。
結果的に、乾癬自体の拡大を防げました(*^^*)
漢方薬は、体調やその時の状態に合うと
短期間でも効果を発揮できますね!!!
痒みも減ってきたので
乾癬全体として縮小傾向ですね(^o^)
また、
患部の中でも大きな乾癬よりも小さな乾癬が
より小さくなってきていました(≧∇≦)
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