不妊症の方の生殖医療の現状

不妊症の方の生殖医療の現状

最近は、不妊症関連の話題が増えてきました。
テレビやメディアでも取沙汰される機会が多くなってきています。

生殖医療に関して、ちょっと情報を載せておきます。

体外受精児の割合

まずは、日本での体外受精で生まれている子供の割合ですが、2010年の発表によると36人に1人です。もはや特別ではないレベルになってきましたね。学校ではひとクラスに1人はいるということですね。

不妊に悩んでいる数

不妊に悩んでいるカップルの数ですが、6組に1組です。(国立社会保障・人口問題研究所の2010年の調査によると、50歳未満の初婚夫婦で不妊の検査や治療を受けたことがある割合)

年齢と出産率に関しては、40歳で体外受精による出産率は8.06%です。年齢とともに生殖医療による妊娠率は低下し、日本産婦人科学会による発表によると以下の通りです。(2011年)

  • 39歳では、10.19%
  • 40歳では、8.06%
  • 41歳では、5.62%
  • 45歳では、0.81%

不妊治療による金銭面

生殖医療は金銭的負担も大きいのが知られていますが、実際にはどの程度かかるのでしょうか?
不妊の体験者を支援するNPO法人「Fine」の調査(1993人を対象とした調査、2013年)によると、不妊治療総額で最も多かった回答が、100~200万円です。体外受精にかかる一回の平均的な費用は、「30~50万円」。お金がかかるから、きつい仕事も続けねばならず肉体的にも精神的にも金銭的にもしんどい状況が続いてしまいますね・・・。

体外受精の日本の現状

では、世界と比較するとどうでしょう?
日本は世界でも群を抜くほど体外受精をしています!2011年に日本産婦人科学会による報告では、日本での体外受精の回数は、26万9,659回です!!


「先進国だから・・・」
「晩婚化だから・・・」

果たして本当にそれだけなのでしょうか??

本当にこれでいいの???

  • お菓子やケーキなど好きなものは食べ放題
  • 飲み物には必ずと言っていいほど氷を入れ、冬になればアイスクリームをコタツで食べる
  • 夜更かしは当たり前で、寝るのがもったいないという
  • 朝は起きられず時間がないので、朝食は抜く
  • 野菜なんて高いから食べず、代わりに安いスイーツや唐揚げなどを購入
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まとめ

好き勝手やりすぎちゃうから、体が疲れ切っているんですよね。もう少し、リラックスする時間を増やして体を温めて、副交感神経を優位にしてあげましょう!

少し気をつかってあげれば、いつから始めても遅いってことは無いです。先進医療だけ何度も何度もトライしても、最も大切な体が出来上がっていなければ、お金と体力と精神をすり減らすだけです。

だからこそ、少し自分の体のこと、考えてあげてください。体作りのお手伝いなら漢方の得意分野ですから!



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