母乳育児の良さ②

はなおくら

先日の母乳育児に関しての続きです。

今日はまず・・・

赤ちゃん側にとっての利点と、
お母さん側にとっての利点があることをお伝えしたいです。

母乳で育てることって大事なんだ!という事は、ほとんどのお母さんが理解しているんです。しかしながら、現実はなかなか母乳育児が広まらない。何十年も前からほとんど母乳率って変わっていないんですよね。。。
だから、ちょっとずつでもいいから、皆が良いと思っている母乳育児率を上げていきたいですよね!そのためには、まずメリット・デメリットをちゃんと把握する必要があります。


赤ちゃんにとってのメリット

  • 母乳育児を通じたスキンシップは、親子の絆を強めて赤ちゃんの心と体の発育に役立つ
  • 母乳は赤ちゃんにとって最良の食事であり、免疫力を高める
  • 母子がお互いの肌のぬくもりを感じながら行う授乳は、赤ちゃんとお母さんの両方の情緒的安定をもたらす
  • 赤ちゃんが生まれて最初に獲得したお母さんの常在菌は、毛穴の奥に定着して異常な菌の侵入をガードし、終生変わらないと言われている
  • 母乳育児は知能の発達に好影響があり、母乳中の脂肪成分やホルモンなどが有効と考えられている(脳の発達に役立つ
  • また、懸命に乳首を吸ってもなかなか母乳が出なければ、少し待ってみたり、小さな手でおっぱいを押してみたりすることで、我慢や工夫といった知恵が自然と身につくと考えられる。

母親にとってのメリット

  • お母さんの体脂肪が母乳に移行するため、暴飲暴食しなければ6ヶ月で妊娠前の体重に戻る
  • 赤ちゃんがおっぱいを吸うと、プロラクチンというホルモンが放出され、穏やかさ・母性感情が生まれるとともにストレスに強くなる
  • 赤ちゃんがおっぱいを吸うと、オキシトシンというホルモンが放出され、子宮収縮が促されると出血量が少なくなると同時に、子宮の戻りが進む
  • 赤ちゃんがおっぱいを吸うと、排卵が抑制されるために卵巣癌の発症率を低下させる
  • 赤ちゃんがおっぱいを吸うと、エストロゲンの放出が少なくなるため乳癌にかかりにくくなる
  • 母乳育児によって、閉経後の骨粗鬆症のリスクが減ることが報告されている
  • いつでもどこでも、赤ちゃんに十分な栄養を与えられる



これだけのメリットがあると、やっぱり素晴らしいと思えますね。ある意味、自然のままで完璧につくられている人間ですから、自然のまま母乳を与えるのが一番です!!!




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